令和7年、「あきたこまち」は「あきたこまちR」へ

令和7年から「あきたこまち」は世界基準に対応した画期的な品種に生まれ変わります!

お米のイメージがある日本!
だけど〈カドミウム〉という体にあまりよくない物質の基準値は、
日本より世界の方が厳しい基準になっています。

秋田県は“お米県”。
全国でもいち早く、カドミウム低吸収性品種の「あきたこまちR」に切り替えることで、
日本だけじゃなく世界中のみんなにこれまで以上に安全なお米をお届けします!

「あきたこまちR」とは

外観や品質、食味等は「あきたこまち」と同等で、さらに
カドミウムをほとんど吸収しません。
また、これまでの「あきたこまち」と基本的な栽培管理は同じです。

あきたこまちRの育成系譜

あきたこまち(母)」に、カドミウム低吸収性品種「コシヒカリ環1号(父)」を交配した後、「あきたこまち」を7回戻し交配してできた品種(交配育種)です。

「あきたこまちR」に切り替える理由は

海外の基準値に合わせて、国内基準値が厳しくなっても
対応できるようにするためです。

米産県として将来を見据え、国内外の消費者にこれまで以上に安全なコメを供給していくことが重要です。

「カドミウム」と「ヒ素」の両方を低減するためです。

カドミウムとヒ素の水管理の対策は全く逆になります。カドミウム低吸収性の「あきたこまちR」に切り替えると、湛水管理が不要となり、両方を低減することが可能となります。

従来米との比較

外部機関での食味試験の結果、
あきたこまちRの品種特性は、
従来のあきたこまちとほぼ同等。
これまで通り美味しくお召し上がりいただけます。

従来米との比較

1)奨励品種決定試験ほ場産を用いて、外部機関で食味試験を実施。2)基準品種は同一ほ場で栽培した「あきたこまち」を用いた。3)両品種の食味は、統計上有意な差はありません。

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