11月27日(水)、五城目町内川地域の「みせっこあさみない」に、宮城県登米市の「石越コミュニティ運営協議会」が視察に訪れました!
登米市は、宮城県と岩手県の県境に位置し、平成の大合併により、石越町を含む9町が合併して誕生した市です。
石越地域は4000人ほどが住む地域。高齢化・人口減少が進む中、閉店する店が増え、食べ物を買う場所が無いと、ますます人口が減ってしまう……という危機感を感じ、現在、買い物支援策として、社会福祉協議会と連携した移送サービス事業を実施しています。この先、どのようにしたら石越地域を守っていけるのか。その道を模索するため、みせっこあさみないの視察に訪れました。
店舗を視察する前に、「みせっこあさみない」を運営する「浅見内活性化委員会」の渡邊会長が概要を説明しました。
質疑応答では、町と「みせっこあさみない」の関わりや、浅見内活性化委員会の組織体制についてなど、たくさんの質問が飛び交いました。
質疑応答の後は、「みせっこあさみない」を視察しました。
「みせっこあさみない」は、浅見内公民館の隣にあった「旧内川児童館」を改修してできた店舗で、平成28年に設立されました。カレーライスや鍋焼きうどんなどが食べられる食堂も、浅見内活性化委員会の女性たちが運営しています。
買い物だけでなく、食堂を利用するために訪れる住民も多く、地域の憩いの場となっています。
視察では、住民が畑で作った野菜や、手作りのカゴ・工芸品に興味を持っている方が多かったです。
店舗を運営する女性たちとの話も、尽きることはありませんでした!
この視察が、石越地域の今後の活動につながるきっかけとなりますように。
以上、みせっこあさみないから、集落活動コーディネーターがお届けしました!