3月21日(水)、北秋田市・根森田地域で「万灯火」が行われました!
根森田地域の万灯火は、「巻渕集落」と「根森田集落」の2集落で継承している行事です。
前編では、根森田集落の万灯火についてご紹介します!
万灯火は、毎年、春彼岸の中日に行われています。
集落で亡くなった方や、無縁仏を供養するための行事です。
万灯火の会場に向かっていると、根森田集落のお母さんたちがちょうど会場に向かっているところでした。
その目線の先には、雪の上に浮かび上がった「中日」の文字が見えました。
この日は、夜空に三日月が浮かぶ、きれいな晩でした。
会場に到着すると、根森田集落のテントがあり、中は集落の住民たちで賑わっていました。
「中日」の文字が灯る傍には、杉の木を三角形に組み上げた大きなかがり火が、激しく燃え上がっていました。
杉の木は油を含んでいるため、かがり火に適しているそうです。
ごうごうと火の粉を巻き上げながら燃えるかがり火は、迫力満点でした!
会場には、先祖に祈りを捧げるための拝礼台が設置されていました。
写真は、お母さんたちが会場に到着し、祈りを捧げているところ。
田んぼのあぜ道に飾られていた、ペットボトルのキャンドルライト。カラフルできれいでした!
小さな切り絵の灯籠もかわいい♪
テントの中では、温かい飲み物を飲みながら、みんなで談笑していました(^^♪
たくさんの人々が集まると、たくさんの笑顔が花開く。
住民たちの笑顔は、先祖たちの何よりの供養となることでしょう!
後編では、巻渕集落の「万灯火」をリポートします!