潟上市出身のフリーアナウンサー・鎌田 強さんの絵本朗読コンサート

札幌秋田県人会

 現在札幌を拠点に活動中のフリーアナウンサー・鎌田 強さんが、11月3日(祝)に札幌、8日(火)は秋田県潟上市で絵本朗読コンサートを開催しました。札幌は渡辺淳一文学館で午前・午後の2講演、潟上市では母校の大豊小学校(統合前の大久保小学校)と羽城中学校の2カ所で、コロナ禍の影響による3年振りの開催です。

 鎌田さんは秋田県潟上市出身、秋田南高等学校、東洋大学へと進み、その後HBC北海道放送(株)に入社、アナウンス部長、大阪支社長を歴任、2020年退社後フリーとなった後は、アナウンスアカデミー運営、各地での司会・講演、朗読コンサートやボランティア活動等で活躍されています。また秋田県人会では、元県人会男鹿南秋会会長でもありました。
 

 鎌田さんの朗読は、秋田弁をベースにして、楽器演奏と合わせて「朗読コンサート」という形式が特徴。11月3日(祝)の渡辺淳一文学館では、鎌田さんの朗読、ギター・バイオリン・ピアノの演奏で開催、素敵な声と音楽と物語の心地よい時間が流れたとのこと。そして 8日(火)潟上市での大豊小学校・羽城中学校の2カ所では、北海道美幌出身・杉田知子さんのバイオリン演奏に乗せて朗読、バイオリン独奏、生徒による演奏体験等を楽しんだ様子で、この講演は2015年から「地元への貢献」をテーマに継続しているものです。

大豊小学校では4~6年生を対象にした「レベルアップタイム」という時間で、約110名の生徒を前に朗読。まずウクライナ民話「てぶくろ」を6年生代表4人と表情豊かに朗読、鎌田さんが児童に「絵本に登場する動物になりきって読んでみて」とアドヴァイス、短時間でみるみる上達する子どもたちに、「その吸収力に驚いた!」とうれしそうに話してくれたそうです。
続いて八郎潟を題材にした民話を基に秋田弁で書かれた絵本「八郎」(斎藤隆介作/滝平二郎画)を鎌田さんが朗読、児童達も真剣にのめりこんでいた様子。また羽城中学校では「鎌田強さんによる朗読と音楽の会」として鑑賞会が開かれました。

潟上市出身のフリーアナウンサー・鎌田 強さんの絵本朗読コンサート

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