インタビューを通して、県庁勤務に対する見方がガラッと変わりました。業務の中で個人の意見が尊重される雰囲気は、新しい環境で働きたい・輝きたいと考えている方にとって重要なポイントだと感じました。また、「自分がどれだけできるかを試したかった」という言葉が印象に残っています。自分がどうありたいかを探求し続ける姿勢に共感し、自分もそうありたいと強く感じました。
県庁だからかもしれませんが、県民の顔が見える仕事なので、企画したイベントなどに参加してくれた方が「ありがとう」と言って嬉しそうに帰っていくのを見るとやりがいを感じますし、とても嬉しいです。高齢者の方と若い方が、楽しそうにコミュニケーションをとっているのを見ると、「ああ、やって良かったな!」と思います。県民の近くで仕事ができることはすごく良いと感じています。
秋田県庁次世代・女性活躍支援課の加賀と申します。大学卒業後に秋田を出て、2022年に秋田に戻ってきました。今は県庁で働きながら、趣味の一環として、舞台への出演や、お笑い芸人としての活動をしています。もともとお笑いが好きで、M-1グランプリなどを見ていたのですが、秋田へ戻ってきたことをきっかけに様々なことにチャレンジをしています。現在は「手形本道」というコンビで主に漫才で活動しています。
女性の活躍推進や男女共同参画の啓発に関する仕事をしています。私は主に、性別にかかわらず働きやすく暮らしやすい環境づくりに向けた普及啓発などの仕事をしています。
家族と一緒にいたかったからです。父と母と妹が秋田に住んでいて、私だけ東京にいたのですが、よく電話をしていました。家族仲が良い方だと思うのですが、ずっと東京にいたら家族で過ごせる時間が限られてしまうので、家族のそばで気軽に会える距離にいたいから秋田に帰ってこようと思ったのがきっかけでした。
公務員という仕事の特性でもあると思うのですが、色々な仕事ができることです。私は今、次世代・女性活躍支援課にいますが、その前はデジタル政策推進課で、県庁の中や県民の皆さんのデジタル生活の推進支援をしていました。恐らく、次に異動するところでも、これまでと全然違う仕事をすると思いますが、様々なことができるのが魅力だと思っていて、県庁で働くことにした決め手もそこでした。ちなみに、最初に県庁に入って、「わー、いいな!」と思ったのは、秋田弁で仕事をしていることです。方言が飛び交う職場は初めてだったので、「戻ってきたな、秋田で仕事してるな」と思いました。
大学卒業後、2010年にシステム開発会社に勤めました。固定電話の会社だったのですが、そこで電話に関わるシステム開発や業務改善提案をしていました。入社8年目の時に主査に昇進するタイミングがあり、グループ内人事交流制度で別会社に異動し、3年後に新卒で入社した会社に戻ってきました。その後、秋田県庁に勤めようと思い、採用試験を受けて、2022年に入庁して今4年目です。
学生時代は直接的に人のために何かをしたいと思っていたことが多かったです。今の仕事は、まずは自分のためということが大きくて、公務員になったのも、自分が色々な経験をしたいと思っていたからですし、システムエンジニアになったのもチームで仕事をするのが楽しいという思いがあったからです。自分がどういう経験をできるかを意識して仕事をしていたら、その先に喜んでくれる人がいたりと、結果として人のためになるということはありますが、学生の時に思っていたものとは少しギャップがあるかなと思います。
そうですね。「あなたはどうしたいの?」と問われる機会が多くあり、自分がどうしたいか、周りの人が聞いてくれることは多いと思います。判断するのは上司だったりしますが、「私はこう思います。こうした方が良いと思います。」と自分の意見を言えるとき、自分らしく働けていると感じます。
そう思います。女性だから働きにくい、女性だから働きやすいということは意識していませんが、今の職場は女性が多く、私もあまりギャップなく働けているので、働きやすいのだと思います。イベントが多いので、土日に出勤することもありますが、その分は振替で休んでいます。仕事が忙しい時は集中してやって、比較的余裕がある時に振替で休むなど、フレキシブルに働ける職場だと思います。
「仕事するときはする、私生活を頑張るときは頑張る」というように、バランスをとっています。どうしても仕事が忙しい時期はあるし、私生活で色々なことを集中してやりたい時もあるので、だいたい長いスケジュールで見て、「この時期はちょっと忙しそうだからこっちをやっておこう」というバランスを自分で考えて行動するようにしています。
趣味の時間は十分確保できていると思います。仕事以外の時間はほぼ趣味の時間で使っていて楽しいです。平日の夜も稽古に行ったり、相方と漫才のネタ合わせをしたりしていて、寝ている時間以外は、仕事か趣味をしているという感じです。あとは、ストレス解消法としてはサウナが好きです。運転も好きなので、少し遠くのサウナに行くこともあります。おすすめは、「ユーランド八橋」「中里温泉」「ゆめろん」です!
もともとお笑いが好きで、M-1グランプリなどを見たり、東京にいるときは劇場にお笑いのライブを観に行ったりもしていました。自分でやれるとは思っていなかったですが、秋田に戻ってきたときに、秋田の俳優さんと芸人さんが主催するコント舞台のオーディションがあり、試しに応募したところ合格して、2024年に「中通クルーズ」という舞台に出ました。それがきっかけです。オーディションを受けて認めてもらって、一緒に稽古をして、本番を迎えて、「お笑いって自分でもできるかもしれない」と思ったので、そこから自分でも漫才の台本を書いてやってみようと思い始めました。
自分の限界を知っておくことは大事だと思っています。自分が忙しかったり、プレッシャーがあったりした時に、どれだけ頑張れるかを知っておくと、次やろうとした時に、これだけ頑張れたから次これだけやれるという指標ができるので、計画を立てやすくなると思います。この時は仕事を頑張って、趣味でやりたいことがあったら、その前にやっておくなど、考えて日々取り組むようにしています。
迷わずに好きなことに打ち込める環境がすごく良いと思っています。私自身、県庁に勤めることも、芝居やお笑いの活動も、秋田に戻っていなかったら絶対にやっていないと思います。首都圏だと選択肢が無限にありますが、秋田だとある程度「機会がここだ」というのが分かりやすくて、チャレンジさえすればきっかけが掴めることが多いと思います。私は、たまたまそのきっかけに出会えたので、色々なことを始められていますが「こういうことはないから自分でやってみよう」というように、次を見据えて行動しやすい場所ではないかなと思います。
もっと遊んでおけばよかったですね(笑)アルバイトや恋愛など、学生の頃にできることをしていたら良かったなと思います。今になるとなかなか時間や仕事の制約もあり、やろうと思ってもできないことがたくさんあるので、もっといろいろ遊んでおけば良かったなと思います。
私は今回の企画のインタビューを受ける人の中では特殊で、あまり公務員らしさもないかと思います。自分で自由に生きてきたので、「こういうふうに生きても良いんだ」と安心してもらえたら嬉しいなと思いますし、何かに繋がるかもしれないので、「こういう人もいるんだな」ぐらいで見てもらえたらいいかなと思います。
インタビューを通して、県庁勤務に対する見方がガラッと変わりました。業務の中で個人の意見が尊重される雰囲気は、新しい環境で働きたい・輝きたいと考えている方にとって重要なポイントだと感じました。また、「自分がどれだけできるかを試したかった」という言葉が印象に残っています。自分がどうありたいかを探求し続ける姿勢に共感し、自分もそうありたいと強く感じました。
インタビュー前は将来働くことに対する不安が大きかったのですが、加賀さんが仕事や私生活について楽しそうに話している姿を見て、前向きに考えられるようになりました。また、なりたい自分になるための道は、1つではないことも加賀さんの生き方や考え方から学びました。今の自分に正直に、一つ一つの物事に向き合って進んでいく姿勢が印象的でした。