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平成28年度秋田県女性の活躍推進企業表彰受賞 株式会社和賀組(湯沢市)

男女共同参画の推進

和賀社長株式会社和賀組の代表取締役社長である和賀幸雄さんは、県が地域での男女共同参画を推進する人材として養成をしている「あきたF・F推進員」の一人として各種研修・講習などを受けており、男女共同参画の基本理念を自社の経営にも反映させるべく、取り組んでいます。
特に重要視しているのは「ワーク・ライフ・バランス」。仕事が落ち着いたチームに社長自ら年次有給休暇の取得を促す声掛けを行ったり、社長自身も趣味のバンド活動のために早めに退社するなど、ワーク・ライフ・バランスを率先して実践しているそうです。また、会社の経費で行うイベントなども多く設定し、職場内の懇親を深めることにも力を入れています。

性別にこだわらない方針…

従業員現在の従業員は56名。約1割にあたる5名の女性が働いており、これからも女性の比率は上がっていくと予想しています。採用は、性別に関係なく、業界への興味や「やってみたい」という意欲があることを重要視しています。今後、入社後の教育や訓練プログラムを充実していきたいと考えています。
現在は3名の女性が管理職として活躍していますが、管理職への起用という面でも、男女関係なく必要な能力を有する人を起用しています。「責任者に大事なのは、性別ではなく、物怖じしなかったり、自分の意見をはっきり言えたり、仕事に対する責任感の強さなどだと思う」と和賀社長は話してくれました。
一方で、男社会と言われる土木系の職場に女性がいることについては、「どうしても男性だけだと、服装などの身だしなみの面でだらしなくなってしまう部分も多いが、女性がいることでよい緊張感が生まれる」と良い効果を感じています。

「3K」の最小化を目指す

表彰状業界としてよく「汚い・きつい・危険」という「3K」が取り上げられますが、これをゼロにすることは難しいと和賀社長は考えています。しかし、これらネガティブな面を最小化し、やりがいや達成感、働きやすさ、給与や待遇といったポジティブ面でカバーをしていくために、これからも取組を進めていくそうです。

株式会社和賀組