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仕事も子育ても全力投球 みんなの笑顔のために介護の道へ 佐藤美乃理さん(社会福祉法人いなかわ福祉会)

いなにわ福祉会 佐藤美乃理さん夫の両親、義姉、夫、長女(5歳)、二女(1歳)の7人家族。家事や育児は大変ですが、家族みんなで協力して家庭円満です。休日は家族で色々なところへ出掛けます。

地域に喜ばれる施設を目指して

生まれ育った地域に恩返しできる仕事がしたいと思い、いなかわ福祉会に就職しました。これまでショートステイの担当でしたが、今年からデイサービスを担当しています。デイサービスでは、オリジナルのレクリエーション活動やフットマッサージなどを行い、地域の利用者の方々に心地よく過ごしてもらえるよう努めています。

育児を応援してくれる職場環境

これまでに2回育児休業を取りました。会社が育休を取ることを勧めてくれたので、安心して休むことができました。職場の方たちも「お互いさまだから」と言ってくれて、とても協力的です。男性職員にも会社が育休を取ることを後押ししており、実際に取得した男性職員もいます。

女性職員の育休取得率は100%で、育休が当たり前の環境になっています。また、時間単位での有給休暇の取得が認められているので、急に子どもが熱を出したときでも、数時間だけ休んで病院に連れていくことができて助かっています。

シフト制で働いていますが、休みは前もって申請すればほぼ希望通りに取れるのでとてもありがたいです。二人目の育休が終わってからは、夜勤のないデイサービス担当へ異動させてもらいました。

結婚、育児で視野が広がる

利用者の方は人生の先輩です。仕事で接する中で、いろいろな勉強をさせてもらえるし、私を待っていてくれる利用者の方、私でなければダメという利用者の方がいることに、とてもやりがいを感じています。

昔からやりたいと思っていた仕事だったので、当然、結婚・出産後も仕事を続けようと思っていましたが、実際に仕事と家庭を両立するには、家族と職場の協力が必要不可欠です。だから、家族にも職場にも感謝の気持ちでいっぱいです。大変なこともありますが、仕事をすることが育児のリフレッシュになることもあります。私の性格だと、育児だけの生活だったら、ストレスが溜まっていたと思います。

また、結婚し育児をすることで視野が広がり、それが仕事にも生かされていると思っています。地域の人に育ててもらい今の自分がいると思っているので、地域のみんなが笑顔で生活できるように、これからも介護という仕事を通じてお手伝いしていきたいと思っています。

上司同僚からのコメント

事業所上司 滝 和也さんより

佐藤さんは事業所におけるムードメーカーで、ご利用者や後輩からも慕われています。持ち前の元気で今後も職場を盛り上げていってもらいたいです。子育ても頑張ってください。

同僚 高橋 千穂さんより

いつも明るく元気な美乃理さん。責任感も強く、仕事をバリバリこなす姿は後輩の憧れの存在です。子育てをしながら、職場のリーダーもこなす姿を見て、後輩育成も知らぬ間に進んでいく事と思われます。今後も一緒に成長していきましょう!

家族からのメッセージ

朝から夜まで頑張る妻を見ていると、たまに身体は大丈夫かな?と心配になることがありますが、夫として手伝えることは手伝い、子育てを二人三脚で頑張っていきたいと思います。いつもありがとう(^-^)(夫より)

佐藤さんのある一日のスケジュール

社会福祉法人いなかわ福祉会

いなにわ福祉会
●湯沢市駒形町字八面狐塚58番地
●電話 0183-42-2557
●HP http://www.inakawa-fukushi.or.jp/
●業種 社会福祉施設運営及び関連事業
●代表者 遠藤 幸次
●従業員数 181人(男性30名、女性151名)

いなにわ福祉会「地域のため」、「住民のため」、「自分夢のため」という法人理念のもと、特別養護老人ホームやショートステイ、訪問介護、保育園等の事業を運営して、今年で10周年を迎えます。男女の格差なくイキイキとした職場環境で地域の皆様のお手伝いをさせていただいております。

主な取り組み内容

●男女を問わない育児休業取得の推進
(出産休暇は産前8週、産後8週の法定を超えた取得が可能、妻の出産時における休暇取得の促進、「お父さんも育休促進事業研修会」の開催)
●職場内における「子ども参観日」の実施
●セクハラ・パワハラの根絶のため相談窓口を設置
●時間単位で取得可能な有給休暇制度
●家庭における介護休業取得の促進
●定期的な職場環境アンケート調査を実施
●定年後の再雇用の推進