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「オリジナルパパを目指して」 髙橋寛光さん

活動のきっかけ

「絵本ライブ」の様子 ギターを使用して子どもとコミュニケーションをとりながら絵本の読み聞かせなどを行う「絵本ライブ」などの活動をされている髙橋寛光さん。
「父親であることを楽しもう」というモットーのもとに活動する「ファザーリング・ジャパン東北」や「パパ絵本チーム パパコラボ」の一員として講演活動、地域の子育てイベントでも活動をされています。

「以前は、『絵本は読み聞かせるもの』という勝手な思い込みがあり、読むのはなんとなく苦手だった」と話す髙橋さん。すでに活動していたパパたちが、自由に絵本を読む姿や、手遊びや楽器を通じて子どもたちとコミュニケーションをとる姿を見て、「いろいろな読み方や楽しみ方があってもいいんだ!自分のスタイルでやってみよう!」と思ったことから絵本ライブを始めたそうです。

活動を通じて

「絵本ライブ」での様子 「絵本ライブでは子どもたちの反応を見て、コミュニケーションをとるなど、その場の『ライブ感』を大切にしている。子育ても同じ」と髙橋さん。さらに、「絵本ライブを見てくれたパパが、自分でも読める絵本を自分から選びに行ったり、育児に積極的になった」という反応も聞こえてきたりと活動を通しての手応え・やりがいも感じているそうです。
髙橋さん自身も、地域に出て活動をすることで、地域の方に話しかけられて地域を身近に感じたり、ほかのパパ達の活動が参考になったり、人とのつながりも増えて、生き方が変わったと言います。「自分の活動が誰かが何かを始めたり、子どもや地域との関わりが広がる。そんなきっかけになれば」と話してくれました。
活動を続けることでお互いのことを話し合ったり、ママと向き合う時間も増えたという髙橋さん。また、職場でも自分の状況やメッセージを発信していくことができるようになったそうです。そうすることによって子育て経験のある同僚から「いまが大変なときだよな」と助けてもらうことができたり、職場で支え合う環境づくりにもつながっているそうです。

これから育児にチャレンジしたいパパたちへ

髙橋寛光さんの写真 仕事をしながら育児にも参加したいというパパ達が増えていて、両立に悩むパパ達もたくさんいます。一般的なイクメン像にとらわれるのではなく、それぞれの家庭にとってどんな父親、どんな夫の役割があるのかは違うと思うので、ママと相談したり、パパ友と話し合ってみるなどして、自分なりのオリジナルパパで、一緒に子育てを楽しみましょう。

NPO法人 ファザーリング・ジャパン

●URL http://fathering.jp/

パパ絵本チーム パパコラボ

●URL https://www.facebook.com/papacollabo/

髙橋寛光さん

●電話 090-7560-5426
●Mail mittuful@gmail.com