女性の管理職ロールモデル 大島七生さん(秋田銀行)
2016年3月29日
現在の仕事について
大島さんは秋田銀行に勤めて20年。いくつかの転勤を経て、現在は広面支店の支店長代理として渉外係の係長を務めています。部下は二人で、いずれも入社5年ほどの20代後半の男性。二人にとっても女性の上司は初めてですが、男性だから女性だからと特に意識はせず、分け隔てなくコミュニケーションがとれています。
上司という立場について
人の上に立つということに対して不安が大きかった大島さん。それまでとは違う業務も多く、苦労したそうです。しかし、支店長からのアドバイスや同行の女性役職者向け研修の受講、研修での同じ立場の人との意見交換などで不安は解消していきました。 同行で行ったアンケートで「役職者になってよかったですか?」という女性向けの問いに対し、8割の方が「なってよかった」と回答しているそうです。大島さんも自信をもって「支店長代理になってよかった」と答えてくれました。
仕事と子育ての両立について
大島さんにはお子さんが二人いらっしゃいます。仕事と子育ての両立をするために、ワーク・ライフ・バランスを意識し、仕事の効率化を進めるなどして時間管理には特に気を付けています。
また、仕事と子育ての両立には、職場や家族の協力が大きかったとも話してくれました。子どもの体調が悪くなったときに、上司から「早く帰ってもいいんだよ」と声を掛けてもらえたのは、気持ちが楽になったエピソードのひとつです。さらに旦那さんと休みを調整したり、近くに住む両親の協力を得られたことも、両立する上で重要だったとのこと。
最近は、銀行内でも仕事と子育てを両立している人が増えており、周りの理解が得られやすくなってきていると感じているそうです。
株式会社秋田銀行
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