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奥羽住宅産業株式会社

奥羽住宅産業株式会社 奥羽住宅産業株式会社は、県内でリフォーム工事を専門に請け負っています。従業員は、現在22名。働きやすい職場づくりに向けた取り組みについてお話を伺いました。

人を育てたい

 当社は、従業員22名のうち8名を女性が占める職場です。女性従業員の中には、大工見習いとして修行中の人や、現場監督としてばりばり働く人もいます。管理職に占める女性の割合は25%と、建築業としては多い方ではないでしょうか。女性職人が一人前になったら、女性の視点を活かした仕事にもつながるだろうと期待して育てています。

 若手従業員が増えてきたのは、数年前に積極的に若い人を採用し始めてから。職人が一人前になるまでには長い時間がかかります。長期的に企業経営をしていく上で、人が育つ環境が大切だという考えから、若い人が働き続けられる環境整備に取り組み始めました。また、職員のスキルアップは企業としてのレベルアップにつながるとの考えから、各種資格試験の受験料や事前講習の受講料等、職員のスキルアップにつながる費用を会社で負担しています。

みんなが笑顔で働くために

 子育て中の従業員もいますが、子どものための休みを取る人は男性のほうが多いかもしれません。従業員同士で休みを調整し合い、子どもを病院に連れて行ったり、学校行事に参加したりしています。休みは取りやすい雰囲気ですし、休みの希望には柔軟に対応します。全員参加でイベントをやったりして親睦を深めているためか、職場の雰囲気は良好です。

 女性がいると、職場に笑顔が増え、雰囲気が良くなると感じています。職場の雰囲気の良さはお客様へのサービス向上にもつながり、お客様からのイメージも良くなると思います。男女のどちらがいいということではなく、お互いに得意なところを活かし、苦手なところを補い合えれば良いのではないでしょうか。今後も従業員を大事に育て、女性も増やしていきたいです。