真木 柾鷹 氏
2024年7月1日
住所 由利本荘市
活動概要及び受賞理由
平成 10 年に、性的マイノリティの交流の場として自助団体「ES-T 東北(現:性と人権ネットワーク ESTO)」を立ち上げ、すべての人の存在が尊重されることを願い、多様な性を生きる人々の人権を啓発するために活動されています。
多様な性への理解を深めるため、交流会や講演会を開催し、学生から高齢者まで幅広い世代の人に「性は人権」の意識を広めてきたほか、定期的なニュースレターやメールマガジンの発行により、他の活動団体とのネットワークを構築するなど、啓発活動や当事者の支援に精力的に取り組まれています。
また、平成 16 年から「あきたF・F推進員(※)」として地域の男女共同参画事業に尽力されるとともに、県教育庁が主催する研修会で講師を務めるなど、地域におけるジェンダー平等社会の実現に向け大きく貢献されています。
こうした性別に関わらずすべての人の人権の尊重を促進する活動は、男女共同参画社会の実現に向け、今後の社会づくりにも好影響を与えるものとして、その功績は大きいと評価されました。
(※)「あきたF・F推進員」:地域での男女共同参画の推進的役割を担う人