株式会社秋田ケーブルテレビ(秋田市)
2020年3月17日
事業所内保育所では保育費も補助して活用促進
株式会社秋田ケーブルテレビは、秋田市内をメインサービスエリアとし、ケーブルテレビ・インターネット・固定電話などの情報インフラサービスを提供するほか、秋田犬の保存活動の支援・地域高齢者の社会参加支援・CNAアリーナあきたのネーミングライツ取得を始めとするスポーツ振興など、地域課題の解決に意欲的に取り組んでいます。また『秋田を世界に発信!』をテーマに掲げ、海外企業との共同コンテンツ制作やインバウンド誘致事業など秋田の魅力を世界にPRする活動も行っています。
こうした事業展開を担う従業員の福利厚生制度の拡充を目指し、子育て世代への支援にも取り組んできました。平成28年には県の児童施設であった社屋の一部に事業所内保育所を開設し、その保育補助手当も支給しています。男性従業員の利用も予想以上に多くなりました。送り迎えや保育所の行事などを通じて子どもとの絆が深まり、お迎えのために仕事の効率化を図って定時退社を心がけたり、有休を利用して家族との時間を増やしたりなどモチベーションアップにも役立っています。また、子育て中の女性の時短勤務なども推奨することで優秀な人材確保につながっています。営業・制作・技術など部門ごとの業務体系は多様ですが、それぞれのニーズに合わせた環境整備でワーク・ライフ・バランスの向上を目指し、さらにワーク・ライフ・シナジー(相乗効果)の醸成に向けて取り組んでいます。
(コーポレート本部マネージャー 佐々木 淳志さん)事業所内保育所に長女を送り迎えするのは私が担当しています。保育所の行事への参加や子どもが体調を崩した時にケアする機会も増えました。親子の時間が増えるにつれ、プライベートを大切にしたいという思いが強まったと感じています。人事を担当する部署に所属しているのですが、業務の改善や効率化、有休取得率の向上に自分自身の経験を反映させ、さらに積極的に取り組むようになりました。
(コーポレート本部本部長 飯塚 雅子さん)仕事と育児の両立を進めるため、事業所内保育所の保育補助手当や延長保育費の補助などの金銭的な支援を整え、現在では従業員のお子さんを10人お預かりしています。さらに、産休・育休取得促進、時短勤務の活用推奨などに積極的に取り組み、子どもを育てながら働きやすい環境づくりに努めるほか、優秀な人材の確保・育成にもつなげていきたいと考えています。業務改善と福利厚生制度の拡充を同時に進め、幸せな人生設計と意欲的なキャリア形成の相乗効果を目指す職場づくりに取り組む方針です。
株式会社秋田ケーブルテレビ/情報通信業
●住所 秋田県秋田市八橋南一丁目1-3
●電話 018-865-5141
●HP https://www.cna.ne.jp