秋田から発信する『第3回 秋田・潟上国際音楽祭 2024』が開催されます ~あきた未来戦略課 交流推進員~
令和4年にスタートした、秋田県初の国際音楽祭「秋田・潟上国際音楽祭」の記者会見が、4月19日(金)に県庁で行なわれました。
これまでは秋田市・潟上市での開催でしたが、今年は新たに県内4市(北秋田、能代、横手、湯沢)が加わって合計6市での開催となり、益々親しみやすい音楽祭に変貌しそうです。
この音楽祭の特徴は、秋田県出身演奏家と世界的に実力を評価されている演奏家との共演、そして派手さのみを追求することなく本格的な実力演奏家を招待して繰り広げる「心に響く演奏」であること。これは、アーティスティックディレクター・千田桂大(けいた)さんが目指している方向だと思われます。
開催時期は、まず6月に2公演。16日(日)千田桂大と仲間たち、29日(土)アンリ・バルダ(ピアノ)公演。
16日はドイツ「アルトマルク音楽祭」との友好提携を記念し、千田桂大と若手実力者の弦楽四重奏との共演。7月に千田桂大がドイツで演奏する曲を、秋田の皆様にもお届けしてくださるそうです。また、特に近年の若手演奏家の実力と活躍はめざましく、大いに期待できる公演になりそうです。
またフランスのピアニスト、アンリ・バルダ(83歳)のピアノは今回が秋田では最後の公演になるとのこと。前回聴いたコンチェルトが素晴らしかったので、今回のオール・ショパンは必聴でしょう。
※6月の2公演はチケット好評発売中で、今年からLINEでも買えるようになったそうです。
詳細はこちらからご確認ください。
6/16 オール・シューベルト・コンサート 千田桂大と仲間達
https://www.akimf.com/allschubert
6/29 アンリ・バルダ オール・ショパン・プログラム
https://www.akimf.com/henribarda
※公演の詳細はこちらの音楽祭ホームページでご確認ください。
https://www.akimf.com/
この後の演奏会は9月・10月・11月に合計11公演。中には10月19日(土)・潟上市で地元3中学校の吹奏学部と共演してのドイツの名指揮者レインハルト・ジーハファーによる委嘱作品の世界初演や、11月2日(土)・須川展也(Sax)40周年コンサート、10月12日(土)はオーケストラ・コンサート等盛りだくさん。
※9月以降の詳細は上記ホームページでご確認ください。
これまでの2回の開催で私自身は5公演を体験しましたが、どの演奏会も心に残るものでした。残念なことにこれまで日程が合わなくて聴けなかった千田桂大さんのピアノ演奏を、今年こそは視聴したいと強く思っております。