イベント続きで乏しいお財布状況から、何とかイス席を確保して臨んだ今回の『大曲の花火 第95回全国花火競技大会』は、４年ぶりに制限を設けず開催、約１８万人の観客が思う存分楽しみました。

　私は２年ぶりの参加でしたが、昨年と違って天気は晴れ(雲あり)、そして月を背景に程よい風があったため、煙が消えやすく絶好のコンディションでした。出かける前は「生ビールを飲みながら悦に入って」と思ってましたが、その誘惑に堪えてそれぞれの花火師さんが腕を磨いた特徴ある花火に見入っていました。



　今回は、最初の花火師さんからいきなり超高度な技術が提供され、最後まで心に響く印象的な花火が繰り広げられました。その各花火の絶妙な色合い・演出・そして音楽が一つになって、絢爛豪華な絵巻物が空一杯に展開されます。
　途中で提供されるスポンサー花火の迫力、大会提供花火の組曲『展覧会の絵』も圧巻！！そしてエンディングの県民歌の歌をバックに打ち上げる特大スターマイン・・最後まで堪能させてくれます。

　そして打ち上げ終了後、観客と花火師さんたちとの光の交歓は凄い数でそれにも感無量、涙が出ました。ライトを用意することをすっかり忘れていて、次には是非これに参加しよう！と心に決めました。

　当日生放送されたNHK BSの録画を視聴すると、出演していた「佐々木希さん」も会場で生で見るのは今回が初めてだったそうで、感激しまくっていたのが印象的でした。私も５年前に秋田に戻るまでは、一度も生で見たことがありません。テレビで欠かさず見てはいましたが、会場で直に見る壮大な花火と迫力の音、次元が違う全く別物です。
　間近で頭上高くに上がる大きな花火を見続け、お陰で首が痛かったけれども心地よい疲労感と満足感、次は１０月にまた大会があるというので、また来ようかな・・と思っています。

　秋田県人であること、大仙市に住んでいることをとても誇らしく感じることができました。花火師さんはじめ、関わってくれた全ての方たちに感謝、感謝。
（速報！今大会の内閣総理大臣賞は、私も最も感動した「5番 野村花火工業(株)」さんでした。）

　県外・県内在住の皆さん、案外この大曲の花火を生で体験されていない方も多いのではないですか？
１０月７日(土)・１８時開催『大曲の花火－秋の章－・花火芸術祭』
チケット発売：９月４日(月)・１０：００～ ※コンビニ販売の詳細は、専用サイトでご確認ください。
oomagari-hanabi.com
　涼しさを体感できる『大曲の花火』へ足を運んでみてはいかがでしょうか！？