埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムで開催されている
＜荒俣宏の妖怪伏魔殿2020 YOKAI PANDEMONIUM＞に行ってきました。

イベント会場では、主に日本各地に潜む妖怪を紹介しているのですが、
その一角に、はるばる秋田からやって来た８体の人形道祖神、２０体の鹿島人形、１艘の鹿島船が展示されています。

・能代市二ツ井 小掛のショウキサマ・大館市山田のジンジョサマ
・湯沢市皆瀬 元小安と白沢のニンギョウサマ・湯沢市御返事（おっぺち）のカシマサマ
・大仙市南外 中荒沢のショウキサマ・横手市末野のショウキサマ、鹿島人形、鹿島船

はじめは、そのオーラに圧倒されてしまうのですが、近づいてみると、キセルをくわえていたり、タバコ入れやおにぎりを腰につけていたり、木刀や弓を持っていたりと色々な発見があります。
フロアには、カシマサマが集落を練り歩く実際の映像も流れていますので、是非ご覧下さい！

2Fにあるミュージアムショップでは、道祖神グッズや、関連本と一緒に、仙北平野でとれた「おにょさまのはちみつ」や、
仙北市西木桧木内の「ニンギョウのいぶりがっこ」も販売されています。

※おにょさま(仁王様)：大仙市の太田・中仙地区の村境や神社に祀られている木のお面

是非、皆様もおらほの神様に会いに行ってみて下さい！

＜荒俣宏の妖怪伏魔殿2020 YOKAI PANDEMONIUM＞
【開催期間】2020年11月6日(金)～2021年2月28日(日)
【場所】角川武蔵野ミュージアム（埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3）◆JR武蔵野線「東所沢駅」徒歩10分
【イベント詳細】https://kadcul.com/event/21