北海道・北東北の縄文遺跡群、沖ノ島関連遺産群、福岡フォーラム
縄文遺跡と沖ノ島を巡るフォーラムが11月16日(日)13時から、福岡市中央区天神のアクロス福岡で開催されました。

フォーラムは北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録から4周年、「神宿る島」宗像・沖ノ島と、関連遺産群の世界遺産登録から8周年を記念したものです。

アクロス福岡、地下2階のイベントホールには約200名の市民が集まり、
3人の専門家の講演などに耳を傾けました。

専門家の一人、同志社大学文学部の水ノ江和同(かずとも)教授(写真)は、北九州市門司区出身です。
水ノ江教授は講演の中で、「世界遺産への登録は文化財保護にとってゴールではなく通過点です。世界遺産に登録されても社会が変化する速度は速く、常に新しい発掘調査や考古学研究を行い、最新の情報を発信することが大事です」と訴えました。

フォーラムでは子供たちを対象に縄文時代の銅鐸作りなどの実演も行われ、
子供たちが目を輝かせながら作り方を体験していました。
