能代高校軟式野球初戦観戦記

近畿秋田県人会

今年も能代高校の軟式野球は、秋田県大会・西東北大会を勝ち上がり、2年連続23回目の全国大会出場となった。



試合に先立ち、8月24日(日)、9時から明石球場で開会式が催されたが、今年は第70回大会ということで、選手入場に先立ち、歴代優勝校20校の入場があった。
優勝校の中で最も北に位置する能代高校が先頭に入場で、OBとしては誇らしく大いに拍手した。



続いて選手入場となるが、能代高校は明石での第一試合ということで、最後から二番目の入場だが、選手は掛け声も大きく、元気な行進であった。

さて初戦であるが、相手は四国代表・徳島県の富岡東高校である。
メンバー表を見ると驚くのは、富岡東高校の登録メンバーは10名であるが、野球の強い四国を勝ち抜いてきたということで、いささか驚きと警戒心を持って観戦した。

能代は先攻であったが、1回から打線も活発で3点先取、2回も4点と優位に戦いを進めた。
4回には1点返されたものの、5回表には大量7点をあげ、最終的には15対2と圧勝することとなった。



点差が開いたこともあり、ピッチャーは渡辺(3年)→簾内(1年)→菅原(2年)→永井(1年)と継投し、今後に備えて1年生・2年生も経験させたものと思われる。

なお、相手の富岡東は登録メンバー10名であり、投手もエースの後は、センター、キャッチャーと代わり、選手起用に苦労している様に見えたし、暑さと疲労で足が吊るアクシデントが発生しても、代わりの選手という具合には行かず、苦労されたと思われる。



初戦は危なげなく勝ったが、次は鹿児島実業を0対1と破った専大北上と、26日(火)の9時30分から姫路ウインク球場で闘うことになり、隣り合わせの東北勢の鉢合わせとなる。

 

(文責:能代高校第29期卒業 平川 長)

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