伊藤天真投手を応援する会
ノースアジア大・明桜高校から、北九州市の社会人野球GENESISに入団した伊藤天真投手を応援する会が、5月20日(火)19時半から福岡市で開催されました。
会場は中央区渡辺通のホルモン料理店。
伊藤投手(左から3人目)を中心に、GENESISで少し先輩の選手2名も参加されました。
応援する会の呼びかけをしたのは新体操の指導者で、福岡・秋田県人会の高橋亜季さんや、スポーツトレーナーの川村正伸さん、湊博明さんなどで、計10名により実施しました。
伊藤投手が所属するGENESISは、6月2日(月)に久留米市野球場で次の試合を控えています。
この日は、北九州市小倉北区で18時半までの仕事を終わって、福岡市に駆け付けました。
伊藤投手は現在19歳。今後の目標について、投手としての実力を付けて、できれば北海道・日本ハムファイターズに入団したいと、抱負を述べました。
日本ハムを希望する理由として、監督やコーチ、選手に期待しているとのことです。
今回の応援する会には、秋田市飯島穀丁の雲祥院住職・関口覚さんが駆けつけました。
関口さんは、伊藤投手の母方の祖父にあたります。
その雲祥院は、1945年8月14日、米軍機が秋田市土崎港の日本石油製油所(当時)を空襲した際、爆撃を受けた戦災寺院です。
寺院に残る地蔵さまは爆撃で首が削ぎ取られており、「首無し地蔵」として学校の授業でも取り上げられています。
250人の犠牲者を出し、日本最後の空襲と言われた「土崎空襲」から、今年は80年の節目になります。
関口さんは今年76歳。いくつかのご病気を克服され、この日も般若湯(熱燗の日本酒)を嗜んでいました。
雲祥院・首無し地蔵
伊藤天真投手
関口覚・住職