福岡・秋田県人会が6年ぶりのキリタンポ鍋っこ会
連休初日の4月26日(土)午前11時から、福岡市城南区七隈(ななくま)の徳常寺・門信徒会館で、キリタンポ鍋っこ会を開催しました。
朝から晴天に恵まれたこの日、会場には、大分県宇佐市や福岡県田川郡福智町から秋田犬保存会の協力で生後2か月の秋田犬の子犬4頭がケージに入って到着しました。
門信徒会館は、広い会議室や厨房などを県人会理事の福圓さんのご縁から無償でお借りし、午前9時から会長の今野さんのレシピでキリタンポ鍋つくりが始まりました。
キリタンポは会員の菊地公平さんの実家から取り寄せ、セリやゴボウ、鶏肉などは福岡で調達しました。
会場には、神戸市から駆け付けた元会員の三浦明宏さんや、近隣の自治会などから家族連れなど約150人が詰めかけ、大盛りのキリタンポ鍋を1杯500円で販売し始めると、長い行列が出来ました。
会員の三浦明彦さんは、自前のナマハゲの面を含む装束一式を車に積んで訪れ、小さな子供たちを驚かせました。
また会員の西山さんは、かつて大館市で地域おこし協力隊として生後間もない秋田犬「あこ」と過ごし、福岡県春日市に戻った方で、看護士をしています。
この日は、8歳になった「あこ」を連れて会場を訪れ、大人しく、やさしい「あこ」に、訪れた方が触れたり写真を撮ったりしていました。
キリタンポ鍋っこ会は、コロナなどで2019年から中断していました。それまで、東北芋煮会として共同開催していた、岩手・宮城・山形・福島の各県人会からも会員が訪れ、差し入れなどもいただきました。
会場では、秋田の日本酒飲み比べやイブリガッコなどの物販もあり、訪れた方が買い求めていました。福岡・秋田県人会では、今回の成功を踏まえて、これからもキリタンポ鍋っこ会を続けていきたいとお話ししておられました。