幻のオーケストラ・イベントでバイオリン奏法指導
福岡・秋田県人会にご縁のある福岡県那珂川市の築地洋平さんが、3月20日(祝・木)午前9時半からミリカロ―デン那珂川の文化ホールで、幻のオーケストラの団員入りを希望した市民を対象にバイオリン奏法の指導をしました。
那珂川交響楽団(オーケストラ)は実在しない幻のオーケストラです。ミリカロ―デン那珂川の誕生と同じく結成30周年を迎えた那珂川吹奏楽団が企画した記念事業です。
この日は、バイオリンなどを弾いた事のない中学生以上の市民が本物の音楽家の様に正装で集まり幻のオーケストラの団員になりました。築地さんは2分の1と言われる小さなサイズの弓を持ってバイオリンの弓の持ち方や弾き方を指導していました。
この日はフル編成で幻のオーケストラを構成する各パートの市民が集まり、CDで流されたR・シュトラウスの交響詩「ツァラトスゥトラはかく語りき」の演奏に合せて弦楽器、管楽器、打楽器などの担当者が、それぞれのパートの指導を受けながら幻の演奏を披露し、付き添いの家族がカメラに収めていました。
築地さんはバイオリンに特殊塗装を施すレストア・ショップを経営しています。特殊塗装は陶器の技術を応用し特許を取得して全国から注文を受けています。音の響きが良く、格安でレストアや販売を手掛けています。
築地さんの叔父に当たる辻田千秋さんは、福岡・秋田県人会の創立メンバーでしたが、2020年に91歳で亡くなりました。
