沖縄戦跡、慰霊巡拝

秋田県人沖縄会

3月12日(水)午前9時半から、沖縄県「摩文仁の丘 平和祈念公園」にある『千秋の塔』前で、秋田県遺族連合会を中心にした戦没者慰霊祭が営まれました。

参列したのは、遺族連合会の田口昭益事務局長や秋田県議会の北林丈正議長を始め19名です。
秋田県人沖縄会の宮城由美子会長と沖縄会の会員3名も、供花を携えて参列しました。

遺族連合会の一行は11日に秋田を出発し、羽田経由で那覇市に入りました。
沖縄も今年は終戦から79年になります。

慰霊祭の翌日、一行は沖縄中部、うるま市の沖に浮かぶ津堅島にフェリーで渡りました。
津堅島は人口500人あまりの小さな島です。
津堅島で唯一の高台は海抜36メートルで、戦時中36高地と呼ばれた日本軍の要塞でした。
一帯には今も陣地の一部だった壕や、爆弾の投下を受けた跡が残っています。
司令部が置かれた壕は中が3階建てで縄ばしごで行き来する構造になっていたといいます。
津堅島は、沖縄本島上陸を阻止する防波堤として、昭和16年から陣地の構築が進められました。
沖縄県史は、津堅島の守備隊に島の若者たちが組み込まれ、部隊が崩壊するまで行動を共にしたと記しています。

沖縄戦跡、慰霊巡拝

コメントを送る(※Facebookの機能を利用します)