「春日井まつり」男鹿市ブースは大人気!
10月19、20日の2日間、愛知県春日井市にて、「第48回春日井まつり」が開催されました。
市をあげての盛大なお祭りで、市役所やその周辺一帯で、ステージ発表や出店、パレードの他、数多くの様々な企画やイベントが催されます。
その中のひとつ、「全国お国巡り物産展」では、北から南の各県や地域のブースが出され、それぞれの特産品が販売されます。
今年もこの物産展に男鹿市が出店するということで、推進員もお手伝いに行ってきました。
秋田県男鹿市は、昭和62年から春日井市との児童相互交流を続けており、この春日井まつりにも初回から参加しているそうです。春日井市民にはすっかりおなじみで、特産の梨やだし醤油、秋田みそは毎年飛ぶように売れていきます。
今年も男鹿から大量の梨が運び込まれ、山のように箱が積みあがっています。こんなにたくさん売れるのか?と一瞬心配になるほどの量ですが、10時の開店よりもずいぶん前からお客様がやってこられ、早速どんどんどんどん売れていきます。
「今年もすごいな…」としばし感心しつつ、ふと時計を見ると、まだ開店前の時間。いやもう、行列が途切れません。
そんな調子で、2日目に売る分を残して、早々に梨は売れ切れてしまいました。男鹿の梨の美味しさは春日井市民に知れ渡っており、毎年これを楽しみに、決まって買いに来るという方がとても多いです。
同じく、長年販売を続けているだし醤油と秋田みそも、すでに台所の必需品となっているご家庭が多く、毎年ここで1年分買って、使い続けていると話すお客様がたくさんいました。
そういうお客様は商品を見つめながら一直線にブースに向かって来られるので、すぐ分かります。
「毎年買っていただいてるんですねー」と話しかけると、「ホントはもっと買っていきたいんだけど、重いからこれだけ」とか、「母から貰ってて、今年は同じのを自分も買いに来た」とか、「うちはこれでしょうが焼き作る」とか、「足りなくなると男鹿から取り寄せてる」とか、色んなお話をいただけます。
この祭りの時期に、男鹿から交流事業で児童がやってきます。ブースにも顔を出して挨拶してくださいました。長年の交流事業の成果で、すでに大人になった方からも「交流事業で男鹿に行った」と、何人かからお話をうかがいました。祭りと交流事業の両方で、春日井市民と男鹿はいい関係を築いているのだと思います。
たくさんの方とやり取りを楽しみつつ、2日間のお手伝いは無事に終了しました。
男鹿から来られる農協や梨業者の方とも顔なじみになり、毎年ここでお会いできるのも楽しみになっています。また来年、山のように梨を持って、元気にお越しください!