暑くて熱い!ふるさと全国県人会まつり
9月7日、8日の2日間、名古屋栄の久屋大通公園にて、毎年恒例の「ふるさと全国県人会まつり」が開催されました。
この祭りは、東海地区で活動する各県の県人会が、それぞれの県の物産販売や観光PRを通し、県の魅力を発信するというもので、毎年非常に多くの方が来場する大人気のお祭りです。
東海秋田県人会も、いぶりがっこや稲庭うどん等の県産品の販売と地酒飲み比べ、なまはげ隊、西馬音内盆踊りのステージ発表でまつりを盛り上げます。
台風10号で一瞬気温が下がったものの、この週末、名古屋の最高気温は再び35度となり、朝の準備段階から汗ダラダラのスタッフ達。とにかくこの2日間は、熱中症にならずに楽しむこと!これに尽きます。
今年も朝からたくさんの人が来場され、秋田県ブースにも、いぶりがっこや地酒を目当てに毎年来られる方など、多くのお客様がいらっしゃいました。
いぶりがっこや稲庭うどんの知名度は高く、数年前と比べると食べた経験のある方はずいぶん増えた印象です。また、秋田のお酒の美味しさもお客様はよくご存じで、お互い汗をかきかき、秋田をめぐる色々なお話しで店先は賑やかに盛り上がっていました。
そしてなまはげ隊はここでも大人気!
ブース奥からドシドシと登場すると、たちまち写真を撮る人だかりが。悲鳴が聞こえるとそこには泣く子と笑顔のお父さんお母さん。泣いた子も、なまはげさんが秋田犬の缶バッジを差し出すと、おびえつつも受け取って、少~し気を取り直したようです。そんな様子が微笑ましい、秋田ブース前でした。
ステージでは各県のPRや芸能披露が繰り広げられます。秋田県は2日目午前が出番です。
もはや県人会まつり名物ともなった、司会2人の秋田弁炸裂MCは今年も絶好調!
2人の案内で猛々しいなまはげ隊、そして「西馬音内盆踊り」の舞踊同好会メンバーが登場します。
舞踊同好会は新人さんを迎えてさらに魅力を増し、フォーメーションもより見応えのある優美なものとなっていました。
また、今回は男鹿出身の佐藤副会長により、なまはげの説明も詳しく行いました。臨場感あるセリフや作法、鬼ではなく神様であることなど、なまはげにさらに興味を持ってもらえたのではないかと思います。
今年も東海秋田県人会は、たっぷりと秋田県らしさを発揮しました。
商品の方は、1日目から次々と完売が出て、山ほど用意したいぶりがっこも2日目午後早々に売り切れ。
秋田みそ、甘っこ、もろこしも残り少なくなるほど売り子も熱が入り、続々と完売していきます。最後の稲庭うどんが完売した時は、お買い上げくださったお客様に皆で拍手喝采!きれいに売り切ることができました。
山崎会長のご発声で三本締めを行ない、ワーッと盛り上がって、ザ・達成感&一体感!
今まで経験したことのないほどの暑さの中でも、その時々で協力し合って、終わってみれば「楽しかった!」の一言。県人会の皆さんの結束力や熱い秋田愛で、無事に2日間を乗り切ることができました。
県庁や県事務所からも応援に来てくださり、強烈な暑さの中パンフレットを配ったり、色々な話を聞いていただいたり、たくさんの配慮をいただきました。
また、新入会された方やお手伝いくださる若手の方も増え、役員のお子さんなどもどんどん成長して、一緒に盛り立ててくれたりと、活気のある県人会まつりとなりました。
まつりが終わり、ブースの片付けをしてちょっと上を見たら、トンボがたくさん飛んでいました。まだまだ全然暑いのですが、名古屋も一応秋に向かっているようです。
夏の一大イベントが終わり、次の季節に向かって英気を養うべく、打ち上げに向かった県人会の面々でした。
お越しいただいた方、準備や当日のご協力いただいた役員、会員の皆さま、ありがとうございました!