能代高校軟式野球観戦記

近畿秋田県人会

 今年も能代高校の軟式野球は、秋田県大会・西東北大会を勝ち上がり、2年振り22回目の全国大会出場となり、その初戦は25日姫路ウインク球場で行われた。
 相手は地元兵庫代表の育英高校であったが、能代1対0育英で初戦を飾った。炎天下の応援席には遠路駆けつけた高校応援団、父兄会の他に、近畿秋田県人会の皆様および能代高校同窓生も集まり、秋田弁・能代弁も交えて、大いに盛り上がった。



 試合は3回に1死二塁の後の内野安打に敵失も絡めて1点を入れたが、その後は続かず、逆に何度も得点圏にランナーを出すピンチを迎える危機もあったが、左腕・佐藤投手の粘り強い投球で切り抜けた。9回裏の育英の攻撃を防いだ時には、応援席も歓呼の声で湧き上がった。夏の暑さを凌ぐには避暑という手もあるが、昨日の試合は冷や汗の連続で、十分な避暑を体感したものである。



 予定通りであれば、次は27日に明石トーカロ球場で北部九州代表の大分県立津久見高校であるが、これも打ち破り、3回目の優勝に向けて、ばく進して欲しいものである。

         能代高校第29期卒業 平川 長



追記:試合に先立ち8月22日 能代高校の宿舎へ県人会からの激励金を渡しに訪問しました。二人のキャプテンと監督さんにお会いして健闘をお祈りしてきました。1回戦突破で嬉しい限りです。 

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