福岡・秋田県人会会員、安岡忠文さん逝く

福岡秋田県人会

安岡さんは、昨年3月21日、すい臓がんの為、福岡市早良区の病院で亡くなりました。享年77歳でした。謹んで、お悔やみ申し上げます。ご自宅は福岡市早良区賀茂ですが、12年前から南に20キロほど離れた佐賀市三瀬村に家を建て、日本蜜蜂の養蜂業を営んでいました。三瀬村の佐賀県北山(ほくざん)少年自然の家で子どもたちを対象に蜜蝋体験や蜜蝋を使ったろうそく作りなども指導されていました。

安岡さんが、密蜂の巣箱から離れて畑仕事をしていると、蜜蜂が飛んで来て安岡さんの胸の辺りを飛び回ったそうです。何かなと思って巣箱に行くと蜜蜂の天敵スズメバチが巣箱を襲撃していたというのです。蜜蜂が安岡さんに天敵の来襲を知らせていたのです。
また安岡さんが体調を崩して巣箱に行けなくなると、蜜蜂も巣箱に帰って来なくなっているそうです。蜜蜂は賢い生き物です。三瀬村の巣箱は安岡さんが亡くなった後、村の方達や安岡さんのご家族が守り育てています。

安岡さんは、大分県日田市出身で秋田県出身ではありませんが、3年程前に、杉やお酒に美人の里という共通項から入会されました。改めて、ご冥福をお祈りします。また、訃報が遅くなったこともお詫び申し上げます。

福岡・秋田県人会会員、安岡忠文さん逝く

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