みちのく いとしい仏たちに会ってきました★

近畿秋田県人会

 2023年9月16日(土)~11月19日(日)までの約2か月間、京都の龍谷ミュージアムで開催されている秋季特別展「みちのく いとしい仏たち」に行ってきました。

 北東北三県(秋田・青森・岩手)の約130点の仏像・神像にお会いしてきました。
 北東北の小さなお堂や、祠、民家の仏壇や神棚にまつられた素朴でユニークな仏さまたちで、土地の人たちに大切に護られてきた民間仏です。みちのくの厳しい風土の中、暮らしにそっと寄り添ってきたやさしくて、いとしい仏たちの魅力的なお姿にちょっと涙が出ました(悲しくなったのは私だけかなぁ?)。



 仏さまたちすべての表情がかわいくて、楽しそうだったり、ほほえんでいます。ニコニコしたお顔はみちのくの民間仏の大きな特徴で、泣いて笑って、怒って生きるつらさをつぶやく人たちの声を側できいてくれているようです。観音菩薩像は子授け、子育て、乳授けといった女性の切実な願いを受け止めてくれるような、ふくよかで優しい表情です。怖いはずの不動明王や閻魔様もどこか ユニークで迫力よりも愛らしさを感じてしまいました。
 秋田県からは湯沢市指定文化財の十王像(三途川集落自治会所蔵)と、大仙市指定文化財の十王像ほか(龍像院所蔵)出品されています。
 

 11月19日(日)まで開催されていますので ぜひとも会いに行ってください。京都駅からは徒歩15分くらいで、西本願寺の真ん前です。

みちのく いとしい仏たちに会ってきました★

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