民謡三舞 -ODASHIMA Fes 2023 in 大阪-
2023年9月24日(日)、大阪国際交流センターで三絃小田島流のコンサートが開催されました。
秋田県に本部を置く小田島会を母体とした津軽民謡と秋田民謡を中心に全国的に活動している団体です。西日本の本拠地として大阪で教室を開いて10年目、二代目・小田島徳旺先生は県人会員でもあります。
オープニングの30人超えの津軽三味線じょんがら節は日本人の魂を揺さぶる迫力があります。最初から感動の涙目でした。プロの民謡歌手12人はほんとに贅沢で聞きほれました。三味線、尺八奏者の方々と太鼓奏者の山部泰嗣さんの演奏は、まるでロックコンサートのようなソウルフルなリズムと響きでびっくり、たまげてしまいました。
もちろんミラーボールやレーザー光線の演出の素晴らしさに加えて、演奏者の若々しいエネルギーが伝わってきました(個人的には尺八奏者の米谷大輔さんの唄にチョー感動しました)。
また、津軽手踊り石川義梅会の指先までしなやかで美しい舞いは、ため息が出ました。
目が釘付けになったのはジュニアの踊りで、お人形さんのように可愛らしくて、上手な身のこなしに拍手喝采でした。
県人会員で民謡歌手の佐藤美貴さんは、ゲストとしてたくさん唄って楽しませてくれました。さすがにプロは凄いなあと感動しました。
今回の公演は(民謡三舞)と銘打って民謡・三味線・踊りを披露してくれました。
ベテランから若手まで、日本一のタイトルを多数持つ実力者ぞろいの演奏者には、心から楽しませてもらいました。
およそ3時間の公演は大満足!で、チケット代金以上の値打ちがありました。
次回の公演を待っています。