「全国高校軟式野球選手権大会」秋田高校を球場で応援!

近畿秋田県人会

 「第68回 全国高校軟式野球選手権大会」に西東北代表として出場した秋田高校の初戦が、8月25日姫路市のウインク球場で行われた。
 対戦相手は大阪代表の河南高校。12時30分試合開始、厳しい暑さの中、近畿秋田県人会と秋田高校同窓会近畿支部合わせて20名が応援席で声援を送った。
 県人会と同窓会は、前々日に明石市にある宿舎を訪ねて軟式野球部を歓迎・激励する会を行なっており、この日の応援にも熱が入った。

 試合は、立ち上がり投手が連続3四球と暴投、犠飛、安打で3失点、4回にも2失策が絡んで4点を失う。打線は相手を上回る8安打で何度も好機をつくったが、5回に3連打で挙げた1点にとどまり、8-1で敗れた。
 初回にエースの乱調からいきなり失点したことで浮足立ってしまったか、その後も地に足がつかないようなプレーで失点し、最後まで流れをつかむことができなかった。

 このチームは、守りからリズムをつかんで攻撃につなげ、接戦をものにするのが特徴だ。その守りが乱れて失点を重ねてしまい、全国大会で普段どおりの野球をする難しさを痛感する残念な結果になった。だが、大舞台でプレーした経験は大きな財産になったに違いない。

 秋田高校は、昨年の西東北大会決勝で能代高校に惜敗し、全国大会目前で涙をのんだ。それ以来、学校創立150周年に当たる記念の年に、ライバル校を倒して何としても全国大会に出場する!と誓い、練習に励んできた。
 そして、県予選で本命の能代高校を、西東北大会決勝では秋田商業をいずれも接戦で破って、33年ぶりの全国大会出場を果たした。本大会での勝利は叶わなかったが、これまでの奮闘ぶりは十分たたえられていい。

 チームには2年生が多く、この経験を生かして来年また全国の舞台に戻って躍動することを期待したい(佐藤 真)。

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