誕生250年記念「秋田蘭画ことはじめ - それは『解体新書』から始まった -」九州国立博物館で開催中!

福岡秋田県人会

福岡県太宰府市の九州国立博物館で秋田蘭画の特集展示が行われています。会期は6月11日まで。
秋田市立千秋美術館や秋田県立近代美術館所蔵の39点が展示されています。

秋田蘭画は、蘭学が盛んだった江戸時代、秋田藩の武士が西洋と東洋の画風を融合して生み出した絵画です。中心人物は小田野直武(1749―1780)。
西洋文化に精通した平賀源内が、遠近法や銅版画を使った斬新な手法を江戸に赴いた直武に伝授しました。1773年、解体新書の原書を写した挿図が秋田蘭画の始まりとされています。

直武の蘭画制作期間はわずか7年、技術は秋田藩主の佐竹曙山や同じ藩の佐竹義躬に伝えられましたが定着せず、確認された作品は約40点のみ、秋田蘭画は一瞬の光を放って終わります。

お近くにお越しの際は、是非ご鑑賞ください。

※ 詳しい内容・案内動画はこちらをご覧ください。
九州国立博物館:特集展示「誕生250年記念 秋田蘭画ことはじめ - それは『解体新書』から始まった - 」 (kyuhaku.jp)

誕生250年記念「秋田蘭画ことはじめ - それは『解体新書』から始まった -」九州国立博物館で開催中!

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