首都圏公演再会の『わらび座』観覧
3年ぶりに首都圏公演を再開した、ふるさとの演劇集団『わらび座』の公演が5月18日・19日の2日間、有楽町オルタナティブシアターで開催され、太田会会員及び関係者7人で手分けして観覧しました。
今回は『いつだって青空 ブルマー先生の夢』というテーマで、明治3年秋田に生まれた井口阿くりさんという女性が、「男尊女卑が色濃い時代に女性がスポーツに参加する」という新しい常識を作るため、尽力する様子を演じるミュージカルです。
アメリカ留学で学んだスウェーデン体操やダンス・バスケットボールなど、当時は日本では未知のスポーツを学生たちに苦心惨憺教えるシーンでは、なかなか覚えてくれない学生に秋田音頭の音楽とリズムで心のままに体を動かすことを教えたり、ロシアとの開戦が近づく中で『戦争は勝っても負けても憎しみと悲しみしか残さないが、スポーツは勝っても負けても握手できる』と語る所では、今に通じるものがあり大変感動しました。
6月20日には、練馬文化センターで太田町出身の鈴木裕樹さん主演で『北斎マンガ』が練馬文化センターで上演されますので、皆さん奮ってお出かけください。
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