全日本吹奏楽コンクール出場校の激励に行ってきました
名古屋国際会議場は、毎年「全日本吹奏楽コンクール」(中学校部門、高等学校部門)の開催会場となっています。
昨年はコロナ禍により中止となりましたが、今年は10月24日に全国から代表30校が集まって「第69回全日本吹奏楽コンクール」が行われ、秋田県からは秋田県立秋田南高等学校が、東北代表3校のうちの1校として出場されました。
部員や先生方、チューニングスタッフの皆さん総勢76名が、前日から名古屋入りしています。「ぜひ激励を!」と東海秋田県人会から会長はじめ5名の会員が、本番前日の23日に練習先である半田市の雁宿ホールに向かいました。
ロビーで差し入れの東海銘菓「えびせんべい」をお渡ししつつご挨拶すると、「見学されますか?」と、中に通していただけました。
ホールでは指揮の奥山先生が演奏を繊細に指導され、生徒は「ハイッ」と返事をしながら、細かな音の入りや重なりを何度も繰り返し練習していました。
課題曲「吹奏楽のための『幻想曲』」と、自由曲「竹取物語」。
積み重ねた練習の成果を出し切って、この2曲を翌日の本番で最高の状態で演奏できるよう願いながら、しばし見学させていただきました。
秋田からの飛行機には1機に全員は乗れないため、名古屋には、秋田空港からと花巻空港からの二手に分かれて来られたそうです。本番後に少しお土産を買いにお出かけし、その翌日にはもう新幹線で秋田に帰られるとのことで、コロナ禍でなければ、市内観光や足を延ばしてナガシマスパーランドなど満喫してもらえたのにな、と気の毒に思いましたが、一生懸命練習し、こうして皆で遠征してコンクールに出たことそのものが、きっと青春の良い思い出になると思います。
東海秋田県人会は、会長を筆頭に吹奏楽経験者が意外と多く、毎年このコンクールで秋田の学校の激励ができるのを楽しみにしています。来年もその次も、ぜひ頑張って代表としてお越しいただけるよう、我々はこれからも東海の地から生徒の皆さんを応援しています!