佐賀市で聞いた初代秋田権令

福岡秋田県人会

 11月23日(月・祝)13時から佐賀市のメートプラザで、札幌市在住の元NHK記者・望田武司さん(77歳)の講演(主催:北海道大学佐賀県支部)がありました。テーマは、「北海道開拓に見る島義勇の足跡と開拓者精神」です。
 島義勇(しま・よしたけ)は、1822年(文政5年)~1874年(明治7年)の佐賀藩士で、明治政府の官吏となります。

 明治2年、北海道開拓判官として北海道に赴任し、今日の札幌市の基礎を造り北海道開拓の父と呼ばれています。

 明治5年1月、初代秋田権令として秋田に赴任し、わずか5か月の在任中に八郎潟干拓を唱えました。講師の望田さんは、「この短期間で八郎潟干拓を自ら考えるには無理があり、当時の秋田に、既にそうした機運があったのではないか」と話されました。

 明治7年、江藤新平とともに佐賀の乱を起こし、刑死しました。
 

佐賀市で聞いた初代秋田権令

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