亡き母に捧げる79歳の新曲

福岡秋田県人会

福岡・秋田県人会、会員のシンジー(麻生進さん)が、人生の師と敬愛する東海林太郎の命日の10月4日、菩提寺の秋田市土崎港の西船寺で、歌の供養祭に参加し、墓前で東海林太郎のタンゴの名曲、「母に捧げる歌」を披露しました。麻生さんが秋田を訪ねたのは、これで4回目です。供養祭は、NPO法人・東海林太郎顕彰会の主催で、小雨の降る中、会員や東海林太郎のファン、約20人が参列しました。参列者は、由利本荘市のファンから届いた鳥海りんどうを墓前に供えました。東海林太郎の親友だった雪印乳業の元社長との縁で牛乳も届き、一同は牛乳で献杯しました。

また、麻生さんの記事が10月5日付け秋田魁新報、10月16日付け秋田市土崎港のミニコミ誌「土崎新興」、同日付け西日本新聞の朝刊・佐賀版、同新聞の10月19日付け夕刊・福岡版に掲載されました。記事は、先の戦争で麻生さんの父親がマレーシアのゴム園で働く中で徴用され、消息不明になったことや、母親のイチさんが子ども4人を連れて故郷の佐賀県鹿嶋市に引き揚げたことなどを紹介しています。懸命に働いて子どもたちを育てた母親に触れ、今年で79歳の麻生さんは、これからも命の限り歌いますと、誓っています。

亡き母に捧げる79歳の新曲

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