５月20日、都内市ヶ谷にて「ふるさと岩城会総会・懇親会」が開催されました。入り口の看板を見ながら「もう32回目なのね」と、会員の皆さんは嬉しそうに会場へ入っていきました。

数日前にあった秋田の豪雨が心配されるところでしたが、地元来賓の方からの「旧岩城町の地域は被害もなく、田植えの真っ最中」との挨拶に皆さんはホッとひと安心。

さて懇親会のスタートは地元産のプラムワインで乾杯です。「甘い甘い、これじゃジュースだ」と言いながら飲む男性も、実は地元から取り寄せているほど美味しいようですよ。

岩城会のふるさとはかつての亀田藩だった城下町です。会場には「旧藩亀田市街全図」が掲示されて、皆さん興味津々で覗き込んでいます。「町並みは変わっていない」「ここは誰の家か？」と皆であれこれワイワイ。今でも城下町を誇りに思う人は少なくないそうです。

岩城会では総会に参加の際にグループで申し込むと席の予約をすることもできます。気心の知れた仲間と同じテーブルにすることで、少しでも参加しやすい雰囲気づくりをされています。中学校同窓会グループの方々は「このグループは親兄弟も知っているし、成績もわかっている。だから隠し事はできない。その分、気楽に話せるの」と、やっぱり旧友と一緒が安心して楽しめるようです。

昔の写真を持ち寄って思い出話に花を咲かせたり、仲間のカラオケにあわせて踊ったり、皆さんがホッとできる和やかな会でした。