東海林太郎と旧制武雄中学

福岡秋田県人会


2018年3月29日、東海林太郎に心酔する福岡・秋田県人会のシンジー(麻生進さん)と佐賀市の佐嘉神社に草場昭司・宮司を訪ねました。今年88歳の草場宮司は、旧制武雄中学の出身。東海林太郎の「♪青い夜霧のステーション」を口ずさむなど極めて元気。70年以上前の1945年(昭和20年)10月22日、東海林太郎が武雄を訪ねたことも昨日の事のように話された。東海林太郎は、武雄中学などで4回公演したが、ギャラの一部を武雄中学野球部に寄付した。戦後の物資不足の時代、野球部は、ヘチマを巻いてボールにしていた。野球部は、寄付のお金でボールやグローブを購入したという。武雄藩は戊辰戦争の際、秋田藩の救援に向かった所。秋田で命を落とした武雄藩士も多く、以来、武雄・秋田の交流が続いている。草場宮司は何度も秋田を訪問されています。佐嘉神社は佐賀藩の第10代藩主鍋島直正公を祀る神社で1873年(明治6年)に創建されました。鍋島直正公は、藩校を通じて大隈重信、江藤新平ら明治の偉人を育てました。
 

東海林太郎と旧制武雄中学

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