練馬地区秋田県人会
当会は、昭和29年、練馬地区在住の秋田県出身者により結成された。
当会の活動は、総会、連合会行事への参加、会報(夏号・冬号)の発行、秋のリクレーション、新年会、役員会での行事など充実した内容となっている。
総会、新年会の宴会の折には会員手づくりの漬物や山菜料理が沢山並び、この味を通じて「田舎の話っこ」に花が咲く。大根漬、ワラビのおひたし、鰊と煮たウドの味は、故郷を思い出す至福のひと時です。秋田の酒に酔い美声の民謡と歌が続き、最後はいつも「誰か故郷を思わざる」の大合唱で、宴は終りとなる。
連合会主催の芸能大会には、毎年出演者が多く演歌をはじめ日頃カラオケで鍛えた自慢の「持ち唄」と腹の底から力強い発声で聴く者を唸らせる本格的な「長持歌」などの民謡が披露され、練馬地区秋田県人会の存在価値を高めている。出演者とともに応援席の会員からも親心のこもった声援が聞こえてくる。朝早くから大会の運営に役員として出席した練馬の理事も芸能大会を支える大きな力となって活躍している。
本県人会は、平成5年頃より会報を発行し、秋田ふるさとニュース、故郷だより等で会員同志の連絡を深めている。平成年度当初から継続し42号まで達している。一泊旅行の思い出・秋田県南地方の方言集・秋田の伝統野菜一覧・秋田県人会物語・俳句(会員の)追悼文・故郷の紹介・お正月特集(子どもの頃の元朝の思い出)・故郷のお盆・新入会員の紹介・特集として「東日本大震災」・会員逝去の特集・芸能大会・リクレーションの特集・定期総会・行事・役員一覧・故郷の思い出を中心として、今は亡き会員の思い出や故郷を回想し同じ運命共同体としての連帯感を深める会報づくりを目ざし団結の和を広げている。