「出会いを大切に」 ~ 益田富子さん ~

今回は、権威ある展覧会「二科展」のデザインの部で何度も入賞している、近畿秋田県人会の益田富子さん(旧雄物川町出身)をご紹介します。

岡山県出身のご主人との出会いがあって関西に住むことになった益田さん。デジカメで撮った写真数点をパソコンで処理して、合成、アレンジして別の作品に創り上げるという手法で、二科展入賞者の常連となっています。

本格的に写真を習い始めたのは50歳を過ぎてからという益田さん。あるコンテストで審査員を務めていた写真家の立木義浩さんとの出会いが大きなきっかけだったそうです。制作の指導を受け、二科展に出展するようになり、多くの入賞を果たしています。

「人生は人との出会いから始まる」とおっしゃる益田さん。先ほどの立木さんとの出会いもそうですが、家族についても同じとのこと。生まれたときの両親との出会い、配偶者との出会い、子どもとの出会い、そして孫との出会い。これからも、様々な人との出会いを楽しみに、そして大切にしていきたいそうです。

今後の作品作りについては、人に見てもらうというよりも、旅をして、写真を撮り、パソコンでデザインする、という、単に自分が好きなこと、楽しいことをするだけと笑う益田さん。まだまだたくさんの素敵な作品を、私たちに見せてくれそうです。

 

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