秋田市在住の工藤さんが林芙美子文学賞を受賞!(九州ブロック交流推進員)

福岡秋田県人会

2月26日に北九州市小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉で北九州市立文学館主催の第3回、林芙美子文学賞の表彰式が行われました。
628点の応募作から大賞に選ばれたのは、秋田市在住の美術作家、工藤千尋さんの小説「とぜね、かちゃくちゃね」。秋田の方言で「寂しい、もどかしい」という意味です。北九州市民など約200人が詰めかけた会場で、秋田市から出席した工藤さんに賞金100万円などが贈られました。
最終審査の選考委員は、直木賞作家の井上荒野さん、同じく角田光代さん、芥川賞作家の川上未映子さんの3人。表彰式の後、3人の座談や井上荒野さんの記念講演が行われました。選考委員の一人、角田光代さんは、選評で、「東京から東北の故郷に帰ってきた女と、たまたま知り合った男が、それぞれの抱える孤独を共有しようとして、でもそうできないもどかしさが描かれている。、、、」と書かれていました。
小説は、3月17日発売予定の季刊誌「小説トリッパー」に掲載されます。

秋田市在住の工藤さんが林芙美子文学賞を受賞!(九州ブロック交流推進員)

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