令和３年度の比内地鶏肉ＤＮＡ識別結果について
（秋田県農林水産部畜産振興課）

　秋田県比内地鶏ブランド認証制度では、平成２２年度から、制度の信頼性を高めるための自己点検の手法として、ＤＮＡ識別技術を活用し、認定施設等を対象とした定期的調査を実施しています。
　令和３年度においても上記調査を実施し、全ての検体で比内地鶏ＤＮＡ識別タイプと一致することを確認しました。

１　識別結果
（１）検体数　　　６１検体
（２）結果　　　　全検体で比内地鶏のＤＮＡ識別タイプと一致

２　試料の収集及び識別検査
（１）試料　　　　比内地鶏肉
（２）収集対象　
　ア　比内地鶏肉を取り扱う比内地鶏ブランド認定施設　４７施設
　　　　（内訳）食鳥処理９施設、食肉処理２０施設、加工食品製造施設１８施設
　イ　東京都内及び秋田市内における小売店　１４店舗
　　　　（内訳）東京都内９店舗、秋田市内５店舗
（３）収集機関　　県各地域振興局、秋田県東京事務所、畜産試験場
（４）検査機関　　県畜産試験場

３　識別に活用した技術
　秋田県と独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が共同で開発した次の技術を活用し、識別検査を実施した。
（１）名称　　　　「比内地鶏を識別するためのツール及びその利用」
（２）特許番号　　第４９１４９７８号、特許第４９３０７３５号