打刃物

秋田市 北秋田市(旧阿仁町) 五城目町

北秋田市、秋田市、五城目町で生産されている金属製品です。
現在は、包丁や鉈、農具などが主に生産されています。
大量生産の商品にはない使い心地と職人の技が高い評価を受けています。

歴史・特徴

 刀剣等の製造に由来する鍛冶技術は、江戸時代には藩に保護され、城下町には鍛冶町がありました。

 各地の打刃物の成り立ちには、地域性が色濃く反映され、山間部では山仕事の道具や狩猟用の武器、沿岸部では農具や漁具など、地域の生活ニーズによってさまざまな道具・製品が生産されてきた歴史があります。

技術・職人の技

 地金と鋼から成り、地金と鋼に加熱と手打ち作業を繰り返し、製品に成型し、焼き入れや研磨作業などを経て製品となります。

 作業の全般にわたり、職人の技術と経験がちりばめられています。

産地の取組など

 オーダーメイドにも応じ、さまざまな製品が生産されています。

 北秋田市では、かつて地域で狩猟を生業としていた「マタギ」が使用していた、狩猟用の山刀(ながさ)を生産しており、山歩きをする人を中心に人気があります。

工房・産地紹介

■ 正勝刃物鍛冶
〒011-0946 秋田市土崎港中央七丁目2-1
電話 018-845-1511

 

※上記以外の製造元につきましては、取材実施後、追って掲載いたします。