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語りを聞く

大葛の将来を考える会

画像:大葛の将来を考える会

-洪水から生まれた地域おこし-

 大葛地域を、静かな瀬音を立てて流れる一本の川があります。 その川の名は犀川。途中で金山川と合流し、大葛地域を貫くように流れていきます。昭和50年(1975年)、この犀川が氾濫し、大葛は大きな被害を受けます。その後、洪水により荒廃した大葛を離れる人が続出し、地域の崩壊の危機が広まりました。そんな中結成されたのが「大葛の将来を考える会」です。

 大葛地域の集落の代表と理事、青年団・婦人会の代表からなる、まさに地域をまとめる会として「大葛の将来を考える会」は大葛地域のための活動を行ってきました。

 会の特徴は、他の協議会や自治会にはない、ユニークな取組にあります。平成11年からは、旧比内町から引き継いだ大葛温泉の運営も始めます。さらには結婚支援のために、夫婦ではなく「仲人」さんへの支援金など。今では山田集落などと並んで、大館市の地域おこしの先頭を走る地域のひとつに数えられています。

 さらに、平成22年(2010年)12月からは、2名の地域おこし協力隊員が、大葛に定住し活動を始めています。「考える会」ではふたりの力を借りながら、田舎暮らしにあこがれる都会人などに大葛の魅力をアピールするため、農家レストランや民宿の開業など、様々なアイデアを温めています。

 一方、イベントやお祭りになると、青年団をはじめ若者たちがぐいぐいと地域を引っ張っていきます。お盆の13日に行われた、大葛地区合同、盆踊り・カラオケ・花火大会では、実行委員会がオリジナルのリストバンドを作って活動する気合の入れよう!ハッピもお揃いです。

 大葛地域の元気づくりを目ざして、考える会はこれからもユニークな活動を続けていきます。

2011年4月掲載

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