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語りを聞く

南沢部落会の活動

画像:南沢部落会の活動

 南沢地域は上小阿仁村の北西部に位置し、国道285号と小阿仁川に沿って集落が形成されています。五城目町と隣接する上小阿仁村の玄関口にもあたり、現在19世帯35人が暮らしています。
 
 南沢部落会は平成26年度から秋田県GB(じっちゃん ばっちゃん)ビジネスの集落ネットワークの一員として、千葉県柏市の京北スーパーに露地ミョウガやクルミを出荷しています。初年度は、ミョウガ150gを袋詰めした状態で200袋を、クルミはパック詰めした半割りの殻付き(200g)の状態で200パックを出荷しました。
 
 クルミの出荷時期となる11月は、クルミ割り作業に励む住民の話し声で公民館は賑やかになります。ミョウガやクルミを出荷し始めてから住民が公民館に集まる機会が増え、それまであまり使用されていなかった公民館は、今ではクルミ割りの場となっています。「クルミ拾いはリスとの競争だ(笑)」と話す人の姿もおり、部落会長を務める伊藤信義さんは「住民の会話が新しくなった。出荷作業は人が集まる最高の場所」と感じています。
 
 南沢部落会が地域の活動で心がけているの「無理なくみんなでできることを」「まず行ってみる、まずやってみる」ことです。クルミの収穫は住民が散歩途中に落ちているクルミを拾って公民館に集めるシンプルなもの。男性たちは春にクルミの木の下刈りをして秋に収穫しやすいようにしています。また、ミョウガを出荷する前に、集落ネットワークの一員でもある五城目町の馬場目杉沢地域を訪れて選別・出荷作業を視察しました。活動している地域に足を運び、実際の様子を見ると「こうすればウチでもできる」が見えてくると言います。これらの活動で得た収入は部落会活動の費用に充てています。
 
 平成24年(2012年)から交流している東成瀬村・椿台地域との出会いも南沢の活動の原動力となっています。手作りの料理を持参し、お互いの地域を行き来してきた交流も平成27年(2015年)で3年目を迎え、会場には人の輪がたくさんでき、久しぶりの再会を喜ぶ両地域の姿が見られました。

伊藤会長は「先のことを考えては何もできない。みんなが“楽しめる”こと、そして“できること”をやるのが大事」と考えています。GBビジネスの活動を通じて住民が集まる機会が増え、マスコミから取材を受けることも多くなり活気が出てきました。南沢の活動は、地域に確かな変化をもたらしています。 
2016年3月31日掲載

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一年ぶりの交流会!第3回 南沢地域&椿台地域交流会(2015年12月掲載)
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第2回 南沢地域&椿台地域交流会(2013年12月掲載)
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