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語りを聞く

小様酒和会(こざましゅわかい)

画像:小様酒和会(こざましゅわかい)


 「お盆に皆で集まって酒を飲もう」。

 今から約30年以上前、現在の小様酒和会メンバーが20代前半のころ、上小様地域にはお盆の行事が何もありませんでした。当時、10人ほどの若者が集まって青年会を結成し、盆踊りやプロの民謡歌手を呼んで演芸会を行いました。「小様酒和会」の活動は、この「皆で集まって」という掛け声から始まっています。
 
 現在はお盆に帰省する人々と住民との親睦を深めるため、小様酒和会が小様川を会場に川遊びやバーベキューを行っています。青年会として10年近く活動した若者たちは、「お酒を飲んで和やかにやりましょう」という意味を込め、平成に入り「青年会」から「小様酒和会」に名称を変えました。約30年以上の間、イベントの企画から、地域の側溝あげや草刈りといった環境整備活動を行い、上小様自治会をバックアップしています。
 
 青年会時代から数えて20年目を迎えた平成7年(1995年)には、当時の阿仁町ふるさと文化センター(現在の北秋田市阿仁ふるさと文化センター)を貸し切り、北東北3県からプロの民謡歌手を呼んで大演芸会を開催しています。それまでは地域内で活動していましたが、節目の20年目に思いきって「阿仁町全体」を対象に開催し、イベントは300人以上の人々で賑わったそうです。
 
 小様酒和会のメンバーは、下小様、上小様の両地域の有志と、地域に縁のある方々13人(平成23年現在)で構成されています。青年会時代から会長職は一期2年とし、メンバーが順番で会長を務めるため、メンバーのほとんどが会長経験者です。会長として会のイベントなどを切り盛りすることで、地域の人材育成にも一役かっています。メンバーに上下関係の意識はなく、毎月第一日曜日に上小様集会所に集まって開く定例会は、農作業のやり方からイベントの企画までを話し合う、最大の情報交換の場となっています。
2012年5月掲載

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