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農事組合法人 立花ファーム

画像:農事組合法人 立花ファーム


  農事組合法人 立花ファームは、立花地域の農家42戸、49人の組合員で組織されています。平成12年(2000年)に農事組合法人として設立されてから、米、大豆、ネギの生産はもちろん、地域外の人々にブラックベリーの摘み取りやネギの種植え、収穫などの農作業体験の場を提供しています。
 立花地域は、大館市を流れる長木川と米代川の合流点にあり、国道7号線沿いには約60ヘクタールに及ぶ田園地帯が広がっています。地域内には奥羽本線が通り、アクセスの便利な都市近郊型農業地域です。立花地域では平成9年(1997年)に、担い手育成基盤整備事業で耕地区画を拡大したことにより、農作物の生産基盤強化へ向けて動き出しました。
 しかし、この基盤整備に伴い一区画の耕地面積が拡大したため、個々の農家が所有する農機具だけでは対応できないなどの課題も出てきました。この問題を話し合うため、平成11年(1999年)8月、全戸住民による話し合いの場が設けられます。立花地域の住民は農家と非農家の半々で構成されていました。「もっといい農業をやるためにはどうしたらいいか」を話し合った結果、地域全体で立花の農業を支えようと「農事組合法人 立花ファーム」が設立されました。
 立花ファームは、秋田県第一号の「特定農業生産法人」でもあります。特定農業生産法人とは、将来、担い手不足が懸念される地域で、地域農家の「合意」に基づき、法人が責任をもって農地の管理を行える法人で、地域の合意と市町村の認定が必要となります。収穫物や利益は、個人ではなくファームに入ることになりますが、立花地域の住民は、地域農業を支えるために立花ファームの設立に同意してくれました。

 個々の農家が自分で農業をやっている時よりも、安心して立花ファームに土地を任せられるよう、今まで以上に良い物を作らなければいけないと立花ファームは考えています。平成15年(2003年)には、東北農政局の土地改良事業地区営農推進優良事例表彰で「東北農政局長賞」を受賞しました。この年は、「農業生産法人の部」が創設され、立花ファームは東北地方で第一号の受賞団体となっています。 

2012年5月掲載

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