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風土を楽しむ

大葛温泉

画像:大葛温泉

住民が運営する庶民的な大葛温泉

かつて東大寺や金閣寺の建設に大館市大葛の大葛金山の金が使われたという言い伝えが残っています。

 その大葛金山が栄えた集落の一角に「大葛温泉」があります。大館市の公営入浴施設で、地域住民で組織する「大葛の将来を考える会」がこの小さな公共温泉を運営しています。

  入浴券の販売機やピンク色の電話。どこか懐かしい雰囲気が残る大葛温泉には、鹿角方面からも多くの利用客が訪れます。出勤前に温泉に入り、会社が終わったらまた利用する人もおり、農作業の合間にひと風呂浴びに来る住民もいます。庶民的で親しみやすく、1日に約200人が利用。平成11年(1999年)のオープン以来、9年間で70万人が利用しました。

 人気の理由が、大人100円(子供50円)というお手頃価格と、源泉掛け流しの天然温泉です。浴室に使用されている石は、同じ旧比内町・中野にある「中野産業」の十和田石。青みがかかった十和田石が、施設内の清潔感をさらに演出しています。お湯はカルシウム、ナトリウムを含む硫酸塩泉で、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病などに効能があるといわれています。

 大葛温泉の年に1回のお楽しみが、7月の土用の丑の日に行われる「大葛温泉まつり」です。この日は、大葛温泉の利用客へ感謝を込めて、温泉の入浴料が無料となります。地元の新鮮野菜や漬物、加工品もお手頃価格で手に入るイベントです。温泉につかりながら、のどかな大葛の山々を眺めていれば、1日の疲れもきっと癒されます。ぜひ一度足を運んでみてください。

平成23(2011)年4月掲載

【お問い合わせ】大葛温泉
●住所:大館市比内町大葛字牛ケ岱30-2
●電話:0186-57-2206
●営業時間:午前6時~午後9時(年末年始休み)
●ウェブサイト:大館市役所(外部リンク)

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