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名産を買う

山田の原木マイタケ

画像:山田の原木マイタケ

 「原木」マイタケとは、菌床栽培(おがくずなどに栄養素と菌を混ぜ込んで栽培する)と異なり、伐り出した樹木にマイタケ菌を植え付け栽培したものです。より天然マイタケに近い味と食感が出せますが、マイタケ菌は雑菌に弱いため栽培が非常に難しいとされています。

大館市の山田では、「キノコの里」を目指して集落をあげて原木マイタケ栽培に取り組んでいます。秋に収穫を迎えるマイタケですが、作業は厳冬期から始まります。山からマイタケ菌を植え付けるホダ木となる木を伐りだし、丸太にします。丸太を長さ15~20cmほどの長さに「玉切り」し、釜やドラム缶で何と5時間もグツグツと煮込みます。
 
煮込んだ丸太は素早く培養袋に入れ、雪の中でマイタケ菌を植菌します。この時雑菌が入り込むとマイタケ菌が育たなくなるため、最も神経を使う作業です。雪中は低温で雑菌が少ないということで、平成24年には無菌室としてかまくらが利用されました。
 
1月に植菌されたホダ木は徐々に菌が繁殖し、7月には真っ白な菌糸に覆われた完熟ホダ木となります。その後の栽培には半日向、半日陰で水はけのよい林地が最適で、並べてから土をかけて埋めます。ホダ木はなるべく多く、ぴったりくっつけることで大きなマイタケが育つそうです。
 
平成24年7月下旬には原木マイタケ ホダ木販売会が行われ栽培の講習も行いました。新たな試みとして、同年から「マイタケオーナー制度」もスタートしました。第1回の募集は秋田県北地域を中心に20区画の定員いっぱいとなりました。区画にはオーナーの名前の書かれたプレートがつけられます。管理はすべて山田集落が行い、収穫できそうになるとオーナーに連絡。マイタケの収穫体験ができ、できたマイタケはすべてオーナーのものになります。平成25年は70区画をオーナー制度用に整備し、新たなオーナーを待っています。あなたも、原木マイタケのオーナーになって山田を訪れてみてはいかがでしょうか。
 
同じホダ木から4~5年は収穫が見込めるマイタケ。天然マイタケは、見つけると喜びのあまり「舞い踊る」ほどの美味であるところから「舞茸」と呼ばれるそうです。また、山田のマイタケは、平成24年秋に開催された大館市の「きりたんぽ祭り」の具としても提供され、多くの方に楽しんでいただきました。
 
                               2013年2月掲載
 
【問い合わせ先】山田部落ホダ木販売事務局
●電話 0186-54-6429  
●電話 090-4889-5440(赤坂)
 
【産地直送ブログ】※原木マイタケ栽培に関する過去のリポート
山田の原木マイタケ収穫!(平成29年)
銀座中学校でマイタケ栽培(平成27年)
→銀座ミツバチプロジェクトのほだ木作り~前篇後編~(平成26年)
銀座のビルでマイタケ栽培のプランター設置(平成26年)
銀座のビルで大館市・マイタケ栽培実験スタート!(平成25年)
冬の原木マイタケほだ木の植菌作業(平成25年)

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