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食を楽しむ

アケビ

画像:アケビ

 上小阿仁村の八木沢集落婦人部の皆さんは「学校が終われば、玄関にカバンを置いて山ブドウやアケビを採りにいった」と話します。
アケビの白く甘いゼリー状の実はおやつとしてそのまま食べますが、残った肉厚の皮は二つに割り、味噌をたっぷりと塗ってから柔らかくなるまでじっくりと炙(あぶ)ります。炙ることで皮の苦みがまろやかになり、山菜の持つほろ苦さと焼いた味噌の香ばしさが口の中に広がります。
アケビの蔓はリュック代わりの「かこべ」の材料にも使われました。山の恵みを無駄なく利用してきた八木沢の人々の生活が、アケビとの関係からも伺えます。

平成23(2011)年6月掲載

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