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歴史を知る

越山館(越山神明社)

画像:越山館(越山神明社)

  越山地域の中心部、越山集落は、岩瀬川の左岸と右岸に分かれています。その左岸の奥に、南北に細長い山があり、村社である「神明社」が祀られています。また、神社の南側には、小さな橋がかかり、その奥には稲荷神社が祀られています。

 この橋がかかる谷は、山の上にあるにしては不自然な形となっていますが、それこそが、ここが豪族の館として作られた証しといえるでしょう。空堀として掘られた谷、そして広々とした神明社の境内には本丸としての機能があったと考えられています。

 この館に住んでいたのは、かつてこのあたりを支配した、比内独鈷城に拠点を持つ浅利氏の家臣越山氏が越山城主だったのではないか、と言われています。山の南方には、畑が広がっていますが、階段状の形状は、家臣たちの館があったとも考えられています。

 とはいえ、防備に重点を置いたというよりは、地域支配の拠点として築かれたと思われ、この館を中心に越山の開墾を行ったのではないかと考えられています。

■参考文献
『田代町史 本巻』

2011年4月掲載

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