本文へスキップ

歴史を知る

大葛小の「どんぐり先生」

画像:大葛小の「どんぐり先生」

  「地域のみなさんが先生です」という校長先生。ここ、大葛小学校では、「地域との連携」が叫ばれるずっと前から、地域との深い結びつきを生かした教育を実践してきています。

 地域と小学校との結びつきは、ごくごく自然に生まれていました。大葛学区では、地域の子供たちをみんなで育てるのが「当たりまえ」だったのです。

 その象徴になっているのが、「どんぐり活動」と「花咲き山活動」です。

  「どんぐり活動」は地域の方々が、色々な行事・授業のたびに学校を訪れ、子供たちのもとで様々な特技を披露してくれます。

 たとえば……しいたけの育て方ならなんでもOKの「しいたけ先生」。田んぼまで貸してくれた「田植え・稲刈り先生」。料理名人のお母さん方「きりたんぽ先生」。さらには「グランドゴルフ先生」……などなど。そんな先生方を、子供たちは「どんぐり先生」と呼んで慕っています。

 一方、「花咲き山活動」は、子供たちからの貢献活動。子供たちが自分たちで育てたしいたけや手紙を一人暮らしの老人宅へ届けたり、地域を回って廃品回収を行ったり。地域への恩返しを忘れません。

 11月末、どんぐり先生たちに日ごろの感謝を伝えるため「ふれあい感謝集会」が開かれ、きりたんぽ会も行われます。地域のみなさんと協力して育てたあきたこまちの新米で作った「きりたんぽ」を車座になった全員で、ふぅふぅと息を吹きかけながらほおばります。

 きりたんぽの湯気の向こうには、「子供たち」と「どんぐり先生」の笑顔がありました。

2011年4月掲載

ページ上部へ戻る

北秋田の関連情報