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歴史を知る

川口十三森遺跡(かわぐちじゅうさんもりいせき)

画像:川口十三森遺跡(かわぐちじゅうさんもりいせき)


  川口十三森遺跡は、立花地域のバイパス工事の事前調査により発見されました。

 縄文時代から奈良時代までの遺構、遺物が出土し、平成23年(2011年)6月~9月末まで発掘調査が行われました。
 奈良時代の遺跡が大館市内で初めて発見されたことで、この遺跡が大変注目されました。当時、近畿に中心を置く朝廷の影響力がほとんど及ばない北東北の地で、蝦夷(エミシ)と呼ばれ、大和朝廷とは別の文化に生きる人々が暮らしていたと考えられています。
 
 米代川流域の環境であるため、人々が住みやすく生活しやすい面があったといわれます。縄文時代の大きな竪穴住居跡や貯蔵穴が確認された事ことから、集落の中心的な役割を果たす場所だったのではと推測されています。
 
 また、過去2000年以内で日本最大規模の噴火といわれる、延喜15年(915年)の十和田火山の大噴火で、東北地方は未曽有の大被害を受けたと言われています。
 奈良時代の住居跡にはこの火山灰(十和田a火山灰)が堆積しているのが確認されました。
 
 川口十三森遺跡は、当時の人々がどのような生活をしていたか推測する上でも、歴史的意義が高い発見なのです。
2012年5月掲載
 
 
■出典:大館市教育委員会

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